「車検」と「定期点検」は別物です!

混同している方も少なくないようですが、「車検」と「定期点検」とは、全くの別物です。
「車検」とは、別名『継続検査』とも呼ばれ、道路運送車両法によって定められている最低限の基準に適合しているかどうかを検査するもの。検査を受けた時点で、ブレーキや灯火類、排ガス系などの装置に不具合がなければOK…という、あくまでその時だけの検査です。
したがって、車検に通ったからといって、どこも故障していないというわけではありません。

「定期点検」は、クルマを安全に使うための『義務』なのです

車検は、あくまで一時的なチェックですから、極端な例ですが、車検を通した翌日にヘッドライトやウインカーが点灯しなくなったり、バッテリー上がりでエンジンがかからなくなるケースだってあります。
一方の「定期点検」は、クルマの主要部品の劣化や摩耗度合いを確認し、故障が発生する前に交換したり整備したりする、言うなれば『予防整備』。クルマの持ち主には、自動車を点検・整備して適正な状態に維持するため、「定期点検」を実施することが義務付けられています。

ラインナップは、お客様の愛車の安全をサポートします

自家用乗用車の場合、車検と車検との間に行う「法定1年点検」と、車検と同時期に行う「法定2年点検」があります。また、走行距離が長い商用車の場合は、半年ごとの「法定6ヵ月点検」が法令で定められています。
定期点検を実施することで、

●トラブル防止やクルマの性能の維持、安全の確保
●燃費の改善などによる省エネルギー性能の維持
●CO2排出量の削減など環境保護にも貢献

…などが実現します。逆に定期点検を怠ると、トラブルが発生して渋滞の原因を作ったり、事故に発展したり、周囲に対してさまざまな悪影響を与えてしまうことになりかねません。
点検・整備の実施は、クルマの性能や安全を守るだけでなくドライバーの果たすべき社会的責任です。ラインナップはプロショップとして、お客様の愛車の安全をサポートいたします。

法定点検では、これだけ多くの項目をチェックします